文化財と出会う現代アート。タグボートとホテル雅叙園東京が共同で主催する「TAGBOAT × 百段階段」展
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京と、アジア最大のオンラインギャラリーを運営する株式会社タグボートは、2020年9月11日から10月11日まで「TAGBOAT×百段階段」展を、ホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催しています。「TAGBOAT」がセレクトした30名の新進アーティストによる独創的なアート作品が文化財を舞台に新たな世界感を創り上げています。また今回は、未来を生き、文化に触れるきっかけの一環として、学生を対象に特別価格500円でご覧いただける特別企画も実施。現代アートと、昭和初期に当時屈指の画家や大工によって創り上げられた美の世界の融合を体験する機会と併せて、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春以降思い出作りが出来なかった世代の応援も兼ねた企画展となっています。
見どころ1.「時代を越えたコラボレーション」
昭和10年に建てられた旧目黒雅叙園3号館:通称「百段階段」は、館内で現存する唯一の木造建築です。99段の階段廊下で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の画家や大工によって創り上げられた美の世界が広がっています。