愛あるセレクトをしたいママのみかた

グッチが魅せる日本の織の美。京都 西陣織の老舗細尾との共創による「Gucci Nishijin」第4章

FASHION HEADLINE
グッチが京都・西陣の老舗、細尾(HOSOO)と共に手がけるプロジェクト「Gucci Nishijin」第4章を発表しました。約300年の歴史を誇る西陣織の伝統技術と、グッチの創造的なクラフツマンシップが響き合い、伝統と革新の交差点から新たな美を紡ぎ出しています。

グッチが魅せる日本の織の美。京都 西陣織の老舗細尾との共創による「Gucci Nishijin」第4章
Courtesy of Gucci

職人技と創造性が織りなすコラボレーション
「Gucci Nishijin」は、2020年にスタートしたグッチのアートプロジェクトです。日本の伝統工芸を再解釈し、現代的なラグジュアリーへと昇華させる取り組みとして注目を集めてきました。今回の第4章では、細尾が長年培ってきた織の技術とグッチのデザインコードが融合し、シグネチャーバッグを中心に特別なテキスタイルが誕生しています。

グッチが魅せる日本の織の美。京都 西陣織の老舗細尾との共創による「Gucci Nishijin」第4章
Courtesy of Gucci
HOSOOは、1688年創業の西陣織の老舗として知られ、伝統の枠を超えた革新的な挑戦を続けています。伝統的な手機織りを継承しつつ、最新のデジタル織機や独自開発の素材を導入。アート、建築、ファッションの分野において世界的に評価を得ています。
その姿勢は「伝統を未来へと繋ぐ」というグッチの哲学と深く共鳴します。

光と陰を映す、織の美学
今回のコレクションでは、光沢のある金銀糸と絹の質感が織りなす、光と陰の対比がテーマとなっています。織布はHOSOOの職人たちによって一点一点丁寧に織り上げられ、グッチのバッグに独特の奥行きをもたらしています。

グッチが魅せる日本の織の美。京都 西陣織の老舗細尾との共創による「Gucci Nishijin」第4章
Courtesy of Gucci
繊細な織りの中に、京都の自然が見せる柔らかな光の変化や、建築に息づく“間”の美意識が息づきます。それは単なる装飾を超え、文化そのものを織り込んだ表現です。

文化の継承から、共創の時代へ
グッチが見据えるのは、職人の技を現代にどう息づかせ、世界とどう共有するかという問いです。一方、HOSOOにとってこの協働は、伝統産業が持つ潜在的な力を世界に示す機会でもあります。両者の間に流れるのは、文化への敬意と創造への情熱。
「Gucci Nishijin」第4章は、その出会いがもたらした静かで力強い結晶です。#GucciNishijin
#GucciBamboo1947
#GucciDiana

HOSOO
元禄元年(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。HOSOOは今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。

GUCCI
1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。グッチは社長兼CEOフランチェスカ・ベレッティーニとアーティスティック・ディレクター デムナの下、クリエイティビティ、イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、ラグジュアリーとファッションの再定義への歩みを続けています。

提供:

FASHION HEADLINE

この記事のキーワード