高円寺パル商店街がランウェイに──古着が都市のなかで再びファッションとなる一日
高円寺のアーケードが、一日限りのランウェイへと変わります。
2026年2月15日、東京・高円寺パル商店街にて、古着文化を軸としたファッションイベントが開催されます。全長約200メートルに及ぶアーケード空間を舞台に、ヴィンテージを扱うショップやクリエイターたちが参加し、都市とファッションの関係をあらためて問い直す試みです。
イベントポスター/Courtesy of KOENJI PAL
ファッションは長らくランウェイという特別な空間で発表されてきました。しかし本来、服は都市のなかで生まれ、人々の生活とともに進化してきたものです。今回のイベントは、その原点を思い出させるように、日常の延長線上にある商店街を舞台として選びました。そこに現れるのは、ブランドの新作ではなく、時間を経た古着です。
古着が語る、時間のレイヤー
高円寺は、世界でも有数の古着の集積地として知られています。
※昨年度実施の模様 / Courtesy of KOENJI PAL
今回のショーでは、各店舗がそれぞれの視点でスタイリングを構築し、商店街そのものを一本の長いランウェイとして展開します。観客は椅子に座って眺めるのではなく、街のなかを歩きながらその瞬間に立ち会います。ファッションは、特定の場所に閉じられるものではなく、都市のなかで呼吸する存在であることを示しています。
都市とファッションの関係を取り戻す
アーケードの下で展開されるのは、単なるショーではなく、空間そのものを用いた表現です。
ストリートが再びファッションの中心になるとき
今回のイベントは、ファッションを特別な場所から解放し、再び都市へと戻す試みとも言えるでしょう。商店街という日常的な空間のなかで、服は新たな意味を帯びます。
高円寺のアーケードで展開されるこの一日は、ファッションが本来持っていた自由と創造性を、あらためて可視化する瞬間となるでしょう。
[イベント概要]
名称: 春のパルまつり2026
開催日時: 2026年2月28日(土)14:00〜19:00予定
開催場所: 高円寺palアーケード路上(JR高円寺駅南口アーケード内)
東京都杉並区高円寺南3-57-10
入場料: 無料
参加店舗: LittleBrothers、Little Trip to Heaven、PARA、大黒屋、彼岸、古着屋 踊り場、またき荘
主催: 高円寺パル商店街振興組合
2026年2月15日、東京・高円寺パル商店街にて、古着文化を軸としたファッションイベントが開催されます。全長約200メートルに及ぶアーケード空間を舞台に、ヴィンテージを扱うショップやクリエイターたちが参加し、都市とファッションの関係をあらためて問い直す試みです。
ファッションは長らくランウェイという特別な空間で発表されてきました。しかし本来、服は都市のなかで生まれ、人々の生活とともに進化してきたものです。今回のイベントは、その原点を思い出させるように、日常の延長線上にある商店街を舞台として選びました。そこに現れるのは、ブランドの新作ではなく、時間を経た古着です。
古着が語る、時間のレイヤー
高円寺は、世界でも有数の古着の集積地として知られています。
小さな店舗が密集するこの街では、アメリカやヨーロッパ、日本各地から集められた衣服が、新たな文脈のなかで再解釈され続けています。古着は単なる過去の遺物ではありません。それは異なる時代の記憶を宿しながら、現在の身体の上で再び意味を持ち始めます。スタイリングという行為を通じて、服は再編集され、新しい物語を獲得します。
今回のショーでは、各店舗がそれぞれの視点でスタイリングを構築し、商店街そのものを一本の長いランウェイとして展開します。観客は椅子に座って眺めるのではなく、街のなかを歩きながらその瞬間に立ち会います。ファッションは、特定の場所に閉じられるものではなく、都市のなかで呼吸する存在であることを示しています。
都市とファッションの関係を取り戻す
アーケードの下で展開されるのは、単なるショーではなく、空間そのものを用いた表現です。
日常的に買い物客が行き交う場所に、突如としてファッションが立ち上がる。その光景は、服が本来持っていた自由さを思い出させます。ランウェイとストリートの境界は溶け合い、観る者と歩く者の区別も曖昧になっていきます。ここでは、ファッションは鑑賞される対象であると同時に、都市を構成する要素のひとつとして存在します。街の音、光、人の気配と重なり合いながら、服は新しい表情を見せます。それは、ファッションが都市とともに生きていることの証でもあります。
ストリートが再びファッションの中心になるとき
今回のイベントは、ファッションを特別な場所から解放し、再び都市へと戻す試みとも言えるでしょう。商店街という日常的な空間のなかで、服は新たな意味を帯びます。
そこには、ブランドの権威ではなく、個人の選択と感性が存在しています。古着という存在は、過去と現在をつなぐ媒体です。そして都市は、その物語が交差する場所です。
高円寺のアーケードで展開されるこの一日は、ファッションが本来持っていた自由と創造性を、あらためて可視化する瞬間となるでしょう。
[イベント概要]
名称: 春のパルまつり2026
開催日時: 2026年2月28日(土)14:00〜19:00予定
開催場所: 高円寺palアーケード路上(JR高円寺駅南口アーケード内)
東京都杉並区高円寺南3-57-10
入場料: 無料
参加店舗: LittleBrothers、Little Trip to Heaven、PARA、大黒屋、彼岸、古着屋 踊り場、またき荘
主催: 高円寺パル商店街振興組合