岡山デニムが浅草へ──グローバルに評価される日本のクラフトを体験する「AOKI DENIM」
岡山デニム──世界で評価される日本のクラフト 岡山県・児島を中心に生産される「岡山デニム」は、高品質な素材と職人技によって、世界的に高い評価を受けてきました。糸の染色から織り、縫製、加工に至るまで一貫して行われるものづくりは、単なるファッションを超えたクラフトとして認識されています。欧米やアジアのファッションシーンにおいても、日本製デニムは確固たる地位を築いています。
Courtesy of AOKIHIFUKU
その背景には、地域の産業と職人の技術が密接に結びついた生産体制があります。岡山という土地に根ざしたこのクラフトは、いまや世界市場において「日本の品質」を体現する存在となっています。
AOKI DENIM──和とデニムの再編集 「AOKI DENIM」は、1961年創業のデニムファクトリーを背景に持つブランドです。その特徴は、岡山デニムの技術をベースにしながら、日本的な美意識を取り入れたプロダクトにあります。着物の構造や発想を取り入れたデザイン、そして現代的なシルエットとの融合により、従来のデニムとは異なる表現を生み出しています。
Courtesy of AOKIHIFUKU
また、西陣織やラグジュアリーレザーとデニムを掛け合わせた一点物の制作や、著名ミュージシャンにも支持されるブランド「FAGASSENT」の展開など、素材と文化を横断する試みも行われています。こうした取り組みは、デニムを単なる衣服ではなく、日本のクラフトを現代的に翻訳するメディアとして再定義するものです。
空間──真紅に包まれる“夢幻”の体験 浅草店は、1フロア約20平米の2層構成で設計されています。1階は「夢幻」をコンセプトに、明治中期の熱情を想起させる真紅の空間として構成。天井と奥壁を覆う赤と、暖色のライティングが重なり合い、非日常的な奥行きを生み出しています。
Courtesy of AOKIHIFUKU
什器には雷門を想起させる赤と黒の配色を採用。鉄製のハンガーラックや細部に至るまで、岡山の鉄職人によるオリジナルで制作されています。さらに、すべての商品に使用される特注の真紅のハンガーも、この空間の象徴的な要素となっています。
Courtesy of AOKIHIFUKU
2階は「RED INFINITY」と名付けられた空間で、上下左右を赤に包まれた没入的な構成が特徴です。西陣織と岡山デニムによる一点物や、「FAGASSENT」のプロダクトが展開され、より実験的かつラグジュアリーな表現が提示されます。
浅草という文脈 浅草は、伝統と観光が交差する東京の中でも特異な場所です。その中において「AOKI DENIM」は、土産物としての消費とは異なるアプローチを提示します。ここで提供されるのは、単なる商品ではなく、日本のものづくりの背景を含んだ体験です。
Courtesy of AOKIHIFUKU
岡山で生まれ、世界で評価されてきたデニムが、浅草という観光都市の中心で再提示されること。その構図は、日本のクラフトがどのように世界と接続しているかを象徴しています。
■PROFILE
青木 俊樹
AOKI DENIM / Director、FAGASSENT / Designer、青木被服株式会社 専務取締役
岡山県井原市出身。
ADAM LAMBERT(QUEEN)、稲葉浩志(B’z)、TAKA(ONE OK ROCK)などのステージ衣装を手がけるほか、地元企業との協業によるプロジェクトも多数展開。現在は岡山デニムと和の要素を掛け合わせたラグジュアリーな表現を推進している。
STORE DATA
AOKI DENIM -雷門-
住所:東京都台東区浅草1-32-6
営業時間:10:00〜18:30
TEL:03-6802-8085
その背景には、地域の産業と職人の技術が密接に結びついた生産体制があります。岡山という土地に根ざしたこのクラフトは、いまや世界市場において「日本の品質」を体現する存在となっています。
AOKI DENIM──和とデニムの再編集 「AOKI DENIM」は、1961年創業のデニムファクトリーを背景に持つブランドです。その特徴は、岡山デニムの技術をベースにしながら、日本的な美意識を取り入れたプロダクトにあります。着物の構造や発想を取り入れたデザイン、そして現代的なシルエットとの融合により、従来のデニムとは異なる表現を生み出しています。
また、西陣織やラグジュアリーレザーとデニムを掛け合わせた一点物の制作や、著名ミュージシャンにも支持されるブランド「FAGASSENT」の展開など、素材と文化を横断する試みも行われています。こうした取り組みは、デニムを単なる衣服ではなく、日本のクラフトを現代的に翻訳するメディアとして再定義するものです。
空間──真紅に包まれる“夢幻”の体験 浅草店は、1フロア約20平米の2層構成で設計されています。1階は「夢幻」をコンセプトに、明治中期の熱情を想起させる真紅の空間として構成。天井と奥壁を覆う赤と、暖色のライティングが重なり合い、非日常的な奥行きを生み出しています。
什器には雷門を想起させる赤と黒の配色を採用。鉄製のハンガーラックや細部に至るまで、岡山の鉄職人によるオリジナルで制作されています。さらに、すべての商品に使用される特注の真紅のハンガーも、この空間の象徴的な要素となっています。
2階は「RED INFINITY」と名付けられた空間で、上下左右を赤に包まれた没入的な構成が特徴です。西陣織と岡山デニムによる一点物や、「FAGASSENT」のプロダクトが展開され、より実験的かつラグジュアリーな表現が提示されます。
浅草という文脈 浅草は、伝統と観光が交差する東京の中でも特異な場所です。その中において「AOKI DENIM」は、土産物としての消費とは異なるアプローチを提示します。ここで提供されるのは、単なる商品ではなく、日本のものづくりの背景を含んだ体験です。
岡山で生まれ、世界で評価されてきたデニムが、浅草という観光都市の中心で再提示されること。その構図は、日本のクラフトがどのように世界と接続しているかを象徴しています。
■PROFILE
青木 俊樹
AOKI DENIM / Director、FAGASSENT / Designer、青木被服株式会社 専務取締役
岡山県井原市出身。
関西外国語大学卒業後、大手アパレル勤務を経て渡英し、ロンドン芸術大学に留学。2010年に自身のブランド「FAGASSENT」を立ち上げ、ヨーロッパを中心にデニムコレクションを展開。
ADAM LAMBERT(QUEEN)、稲葉浩志(B’z)、TAKA(ONE OK ROCK)などのステージ衣装を手がけるほか、地元企業との協業によるプロジェクトも多数展開。現在は岡山デニムと和の要素を掛け合わせたラグジュアリーな表現を推進している。
STORE DATA
AOKI DENIM -雷門-
住所:東京都台東区浅草1-32-6
営業時間:10:00〜18:30
TEL:03-6802-8085