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ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り

FASHION HEADLINE
パリ発のメゾン、ディプティック(Diptyque)は、1963年の誕生以来ブランドを象徴してきたクラシックキャンドル(190g)をリニューアルし、2026年4月16日より発売します。単なるプロダクトの刷新ではなく、素材、香り、そして時間との関係性を見つめ直す試みとして、このアップデートは位置づけられています。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
オブジェとしてのキャンドル ディプティックのクラシックキャンドルは、単なるフレグランスではなく、空間そのものを変容させるオブジェとして存在してきました。火を灯すことで、光と香りが交差し、時間の流れに揺らぎが生まれる。日常の空間が、どこか詩的な舞台へと変わる体験は、このメゾンのキャンドルが長く支持されてきた理由の一つです。その背景には、創業者3人の自由な創作精神と、装飾芸術への関心が通底しています。キャンドルは、彼らの感性を具現化するメディウムでもありました。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
デザインの進化──変わらないための更新 今回のリニューアルでは、スイス系フランス人デザイナーのジュリ・リショズ(Julie Richoz)がガラス容器のデザインを手がけています。
オーバルのフォルムやモノクロのラベルといった象徴的なコードは維持されながら、ガラスの表面にわずかな起伏が与えられ、ラベルとの関係性がより立体的に再構成されています。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
また、ディプティックを象徴する“ダンシングレター”にも奥行きが加えられ、グラフィックとしての存在感が強化されています。このタイポグラフィは、創業者の一人デスモンド・ノックス=リットが暗号から着想を得て生み出したものであり、ブランドの視覚言語の中核をなす要素です。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
形を変えずに更新する。その姿勢そのものが、メゾンの美学を体現しているとも言えます。

サヴォアフェール──見えない部分の精度 ディプティックのキャンドルは、フランス国内の工房で製作され、複数の工程の中には現在も手作業が含まれています。ワックスと香料の配合、燃焼の安定性を左右する芯の設計に至るまで、香りごとに細かく調整されており、その精度が香りの再現性と持続性を支えています。炎が香りを引き出し、職人の手仕事がその質を高める。
この関係性は、単なるプロダクトではなく、ひとつの技術体系として捉えることもできそうです。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
「香りのハーバリウム」という思想 ディプティックは、これまで50種類以上の香りによって構成されるコレクションを通じて、「香りのハーバリウム」と呼ばれる世界観を築いてきました。それぞれの香りは、自然の要素を出発点としながら、嗅覚的な解釈を通じて再構成されています。2026年、このハーバリウムに新たに5つの香りが加わります。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
5つの新しい香り 今回登場する新作は、調香師アレクサンドラ・カーリンとオリヴィア・ジャコベッティによって創作されています。

Café(カフェ)
焙煎したコーヒーの温かみあるローストノートに、ほのかなウッディの余韻が重なります。
Ortie(オルティ)
イラクサの青々とした香りに、下草のやわらかなニュアンスが重なるグリーンノート。
Sésame Noir(セザム ノワール)
焙煎された黒ゴマの香ばしさに、ウッディな深みが加わる印象的な香り。

Rhubarbe(ルバーブ)
酸味を帯びたフルーティなニュアンスとグリーンの爽やかさが共存する構成。
Shiso(シソ)
瑞々しさにスパイスとほのかなアーモンドのニュアンスが重なる、日本的な感覚を想起させる香り。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
これらは、特定の場所や記憶を想起させるというよりも、未知の風景へと感覚を導くような香りとして構想されています。

リフィルという新しい関係性 2026年秋には、クラシックキャンドルにリフィルが導入される予定です。ガラス容器を継続して使用することで、カーボンフットプリントを約22%削減できるとされており、環境負荷への配慮が具体的な形で組み込まれています。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
また、リフィルという仕組みは、単なるサステナビリティにとどまらず、キャンドルを長く使い続けるという新たなリチュアルを生み出すものでもあります。

炎をめぐる体験 今回のアップデートでは、キャンドルそのものに加えて、炎を取り巻く体験も再設計されています。ホウケイ酸ガラスや素焼きポーセリンによるアクセサリーコレクションは、光を反射・増幅させることで、炎の存在をより際立たせます。
キャンドルは単に香りを楽しむものではなく、火を灯し、消すまでの時間そのものを体験するための装置でもあることが、改めて提示されています。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
プロダクトを超えて 今回のリニューアルは、デザインの更新、新しい香りの追加、サステナブルな仕組みの導入といった複数の要素から構成されています。しかしそれらは個別の機能としてではなく、「時間とどのように向き合うか」というひとつの問いに収束しているようにも見えます。

ディプティック、60年の美学を更新──クラシックキャンドルが進化、「香りのハーバリウム」に新たな5つの香り
Courtesy of Diptyque
ディプティックのクラシックキャンドルは、形を変えずに進化することで、その存在の意味そのものを更新し続けています。

[商品情報]
クラシック キャンドル 190g:¥11,000
ミディアム キャンドル 300g:¥15,840

【2026年4月16日発売】
【新製品2026年4月16日(木)発売予定】
クラシック キャンドル カフェ 190g - ¥11,000
クラシック キャンドル オルティ 190g - ¥11,000
クラシック キャンドル セザム ノワール 190g - ¥11,000
クラシック キャンドル ルバーブ 190g - ¥11,000
クラシック キャンドル シソ 190g - ¥11,000

ミディアム キャンドル ローズ 300g - ¥15,840

限定版 ミニキャンドル 35gセット 5種類
(カフェ、オルティ、セザム ノワール、ルバーブ、シソ) - ¥13,860

キャンドルホルダー コートプラット&トレイ オーバル クラシックキャンドル用 - ホワイト - ¥29,590
キャンドルリッド ピラミッド クラシックキャンドル用 - ホワイト - ¥9,900
キャンドルスタンド ピラミッド クラシックキャンドル用 - ホワイト - ¥9,900
マッチボックス - バジル - ¥3,300
マッチボックス - ランドスケープ - ¥3,300
マッチボックス - ボスケージュ - ¥3,300
ジャイアント マッチボックス - バジル - ¥9,900

【2026年9月予定】
クラシック キャンドル リフィル:¥8,580

提供:

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