オニツカタイガー、世界最大の旗艦店を新宿に──“売る場所”から“ブランドと出会う場所”へ
7月10日、オニツカタイガーが新宿に世界最大のグローバルフラッグシップストアをオープンします。
photo by ©FASHION HEADLINE
店舗面積は1,837平方メートル。4フロアにわたり、ブランドのすべてのカテゴリーを展開する過去最大規模の店舗です。だが、この新店舗の本質は「世界最大」という数字だけではありません。そこにあるのは、オニツカタイガーが考えるこれからのブランド体験のあり方でした。
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なぜ新宿だったのか
オニツカタイガーは創業以来、日本の美意識とクラフトマンシップを大切にしながら成長を続けてきました。一方で、「ブランドと顧客の出会い方が大きく変化している」と語ります。オンラインで世界中どこからでも商品を購入できる時代。
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同ブランドにとって新宿は、単に人通りの多い商業地ではありません。世界中から人が集まり、多様な価値観やカルチャーが交差する街であること。日本の顧客と海外からの旅行者が自然に交わるこの場所こそ、日本発のグローバルブランドであるオニツカタイガーの価値観を発信するのにふさわしい場所だと判断したといいます。
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「店舗は販売の場ではない」
内覧会で繰り返し語られたのは、店舗に対する考え方でした。オニツカタイガーは店舗を単なる販売の場ではなく、「ブランドの価値観や世界観を最もダイレクトに伝えられる場所」と位置付けています。
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商品を見るだけではなく、その背景にある思想や空気感、ブランドが大切にしている文化まで体感してもらう場所。今回の新宿店は、そうした考え方を形にした空間でもあります。
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ブランドのすべてを体験する4フロア
店舗は4フロア構成。
ブランドのアーカイブを再解釈した「Heritage(Onitsuka Tiger)」、ミラノファッションウィークで発表されるコレクションライン「Contemporary(ONITSUKA TIGER)」、そしてフォーマルシューズライン「THE ONITSUKA」まで、ブランドの全カテゴリーを網羅しています。
1階は、ブランドとの最初の出会いのフロア。
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ブラックとオニツカイエローを基調とした空間には、シューズだけでなくバッグやアクセサリー、フレグランスなども展開され、ブランドの世界観を象徴する空間が広がります。
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今回特に印象的だったのは、入口付近で大きく展開されるアイウェアです。これまでも展開はありましたが、ファッションブランドとしての存在感をさらに強めるカテゴリーとして力が注がれている印象を受けました。
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99足のシューズが語るブランドの現在地
1階奥に進むと、来場者の視線を奪う巨大なシューズウォールが現れます。壁一面に並ぶ99足のシューズ。
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ランニングシューズをルーツに持つブランドの歴史と進化を象徴するような展示であり、同時に現在のオニツカタイガーが持つ表現の幅広さを可視化するインスタレーションにも見えます。この99足の展示を「店舗の第一印象をつくる象徴的な存在」と位置付けていました。世界最大の旗艦店にふさわしい、圧巻の光景です。
NIPPON MADEからコレクションラインまで
2階はブランドのものづくりを体感するフロアです。特に注目したいのは「NIPPON MADE」シリーズ。
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2026年1月に鳥取県へ開設した専用生産拠点「Onitsuka Tiger Innovation Factory」で生み出される製品も並び、日本のクラフトマンシップを感じられる構成となっています。また、1970年代のイタリアンデザインに着想を得た家具も配置され、日本とイタリアというオニツカタイガーのアイデンティティを空間全体で表現しています。
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3階では、ミラノで発表されるコレクションラインを中心に展開。
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ポップカルチャーとつながる新しい接点
鉄腕アトムとのコラボレーションアイテムも展開されています。さらに、オニツカタイガーのフーディーを着た金髪のモンチッチのぬいぐるみキーホルダーも登場。シューズやアパレルとは異なる角度から、ブランドの世界観に触れられるアイテムとして存在感を放っています。
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どちらにも共通しているのは、日本発のキャラクターカルチャーとオニツカタイガーのブランド世界が自然に結びついていることです。世界中から人が訪れる新宿という場所において、こうしたポップカルチャーとの接点は、海外からの来店者にとってもブランドを身近に感じる入口になるでしょう。
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シューズやアパレルだけでなく、キャラクターやカルチャーを通じてブランドと出会う。その広がりもまた、新宿店が掲げる「販売を超えたブランド体験」の一部と言えそうです。
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ブランドと過ごす時間
そして、この店舗を象徴するもうひとつの試みがM2Fに設けられたアミューズメントエリアです。GiGOとの協業によって実現したこの空間は、単なる娯楽施設ではありません。オニツカタイガーは、ブランドとの出会いは必ずしも商品から始まる必要はないと考えています。購入の有無に関わらず、ブランドの世界観やカルチャーに触れ、興味を持つきっかけをつくること。そのための新しい接点として、このフロアを位置付けています。
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ブランドと過ごす時間そのものが価値になる。そんな考え方が、世界最大の旗艦店の中心に据えられていました。
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新宿から世界へ
オニツカタイガーが新宿に作ったのは、単なる巨大店舗ではありません。
世界最大のグローバルフラッグシップストアは、オニツカタイガーが描く新たなブランド体験のかたちを示していました。
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【INFORMATION】
Onitsuka Tiger 新宿
オープン日:2026年7月10日(金)
住所:東京都新宿区新宿3-26-11
営業時間:11:00〜20:00
フロア構成:1F〜3F、M2F(アミューズメントエリア)
店舗面積:1,837㎡
店舗面積は1,837平方メートル。4フロアにわたり、ブランドのすべてのカテゴリーを展開する過去最大規模の店舗です。だが、この新店舗の本質は「世界最大」という数字だけではありません。そこにあるのは、オニツカタイガーが考えるこれからのブランド体験のあり方でした。
なぜ新宿だったのか
オニツカタイガーは創業以来、日本の美意識とクラフトマンシップを大切にしながら成長を続けてきました。一方で、「ブランドと顧客の出会い方が大きく変化している」と語ります。オンラインで世界中どこからでも商品を購入できる時代。
だからこそ、リアル店舗にはそれ以上の価値が求められているという考えです。
同ブランドにとって新宿は、単に人通りの多い商業地ではありません。世界中から人が集まり、多様な価値観やカルチャーが交差する街であること。日本の顧客と海外からの旅行者が自然に交わるこの場所こそ、日本発のグローバルブランドであるオニツカタイガーの価値観を発信するのにふさわしい場所だと判断したといいます。
「店舗は販売の場ではない」
内覧会で繰り返し語られたのは、店舗に対する考え方でした。オニツカタイガーは店舗を単なる販売の場ではなく、「ブランドの価値観や世界観を最もダイレクトに伝えられる場所」と位置付けています。
商品を見るだけではなく、その背景にある思想や空気感、ブランドが大切にしている文化まで体感してもらう場所。今回の新宿店は、そうした考え方を形にした空間でもあります。
ブランドのすべてを体験する4フロア
店舗は4フロア構成。
ブランドのアーカイブを再解釈した「Heritage(Onitsuka Tiger)」、ミラノファッションウィークで発表されるコレクションライン「Contemporary(ONITSUKA TIGER)」、そしてフォーマルシューズライン「THE ONITSUKA」まで、ブランドの全カテゴリーを網羅しています。
1階は、ブランドとの最初の出会いのフロア。
ブラックとオニツカイエローを基調とした空間には、シューズだけでなくバッグやアクセサリー、フレグランスなども展開され、ブランドの世界観を象徴する空間が広がります。
今回特に印象的だったのは、入口付近で大きく展開されるアイウェアです。これまでも展開はありましたが、ファッションブランドとしての存在感をさらに強めるカテゴリーとして力が注がれている印象を受けました。
99足のシューズが語るブランドの現在地
1階奥に進むと、来場者の視線を奪う巨大なシューズウォールが現れます。壁一面に並ぶ99足のシューズ。
ランニングシューズをルーツに持つブランドの歴史と進化を象徴するような展示であり、同時に現在のオニツカタイガーが持つ表現の幅広さを可視化するインスタレーションにも見えます。この99足の展示を「店舗の第一印象をつくる象徴的な存在」と位置付けていました。世界最大の旗艦店にふさわしい、圧巻の光景です。
NIPPON MADEからコレクションラインまで
2階はブランドのものづくりを体感するフロアです。特に注目したいのは「NIPPON MADE」シリーズ。
2026年1月に鳥取県へ開設した専用生産拠点「Onitsuka Tiger Innovation Factory」で生み出される製品も並び、日本のクラフトマンシップを感じられる構成となっています。また、1970年代のイタリアンデザインに着想を得た家具も配置され、日本とイタリアというオニツカタイガーのアイデンティティを空間全体で表現しています。
3階では、ミラノで発表されるコレクションラインを中心に展開。
ロッソ・レパントの大理石やサテンブラスなどを用いた落ち着いた空間の中で、ファッションブランドとしてのオニツカタイガーをゆったりと体験できます。
ポップカルチャーとつながる新しい接点
鉄腕アトムとのコラボレーションアイテムも展開されています。さらに、オニツカタイガーのフーディーを着た金髪のモンチッチのぬいぐるみキーホルダーも登場。シューズやアパレルとは異なる角度から、ブランドの世界観に触れられるアイテムとして存在感を放っています。
どちらにも共通しているのは、日本発のキャラクターカルチャーとオニツカタイガーのブランド世界が自然に結びついていることです。世界中から人が訪れる新宿という場所において、こうしたポップカルチャーとの接点は、海外からの来店者にとってもブランドを身近に感じる入口になるでしょう。
シューズやアパレルだけでなく、キャラクターやカルチャーを通じてブランドと出会う。その広がりもまた、新宿店が掲げる「販売を超えたブランド体験」の一部と言えそうです。
ブランドと過ごす時間
そして、この店舗を象徴するもうひとつの試みがM2Fに設けられたアミューズメントエリアです。GiGOとの協業によって実現したこの空間は、単なる娯楽施設ではありません。オニツカタイガーは、ブランドとの出会いは必ずしも商品から始まる必要はないと考えています。購入の有無に関わらず、ブランドの世界観やカルチャーに触れ、興味を持つきっかけをつくること。そのための新しい接点として、このフロアを位置付けています。
ブランドと過ごす時間そのものが価値になる。そんな考え方が、世界最大の旗艦店の中心に据えられていました。
新宿から世界へ
オニツカタイガーが新宿に作ったのは、単なる巨大店舗ではありません。
日本のクラフトマンシップ、ファッション、ポップカルチャー、そして都市のエネルギーが交差する場所。商品を販売する空間から、ブランドと出会う空間へ。
世界最大のグローバルフラッグシップストアは、オニツカタイガーが描く新たなブランド体験のかたちを示していました。
【INFORMATION】
Onitsuka Tiger 新宿
オープン日:2026年7月10日(金)
住所:東京都新宿区新宿3-26-11
営業時間:11:00〜20:00
フロア構成:1F〜3F、M2F(アミューズメントエリア)
店舗面積:1,837㎡
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