【ファッションってなんだろう?vol.1】リトゥンアフターワーズ山縣良和1/2
Photo by Jun Murakami(c)FASHION HEADLINE
“ファッション”とは、一体何を指し示す言葉なのか。この答えは十人十色、いや、百人百様だろう。これまでの“ファッション”これからの“ファッション”の世界に生きる人達に、“ファッションって何だろう?”とシンプルな問いを投げ掛けてみたい。初回、この問いに答えるのは、デザイナー山縣良和。1980年鳥取県に生まれ、2005年にはセントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウエアコースを首席で卒業。ジョン・ガリアーノのアシスタントを務めた後帰国し、2007年4月自身のブランド「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」を立ち上げた。2013年には坂部三樹郎と共に「絶命展」をプロデュース。デザイナーとしての活動の他、ファッション表現を学ぶ場として「ここの学校」を主宰している。
ファッションの包含する範囲の広さを示すような、特異なクリエーションを行うデザイナーの1人。ランウエイや雑誌の中にあるファッションの華やかな一面ではない、新たなファッションの在り方をみせる山縣にとってのファッションとは、何だろうか。