MCMトップが語る日本再上陸の野望1/2‐‐パオロ・フォンタネリCEO【INTERVIEW】
MCM プロダクツ AG パオロ・フォンタネリCEO
1980年代に日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ・ミュンヘン発のブランド「MCM」が今春、再上陸を果たす。
昨年8月21日には、MCMファッション・グループ・ジャパンを設立。ランバン ジャパン社長を務めた後、ドーメル・ジャポン代表を務めている加賀美由加里を代表に迎え、再スタートに向け準備を整えてきた。4月25日にオープンする銀座旗艦店を皮切りに、全国へと販路を広げていく。今回、日本での新作お披露目に合わせて来日した、MCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリ(Paolo Fontanelli)CEOと加賀美代表に今後の展望を聞いた。
■パオロ・フォンタネリ氏
――MCMの魅力について、どうお考えですか?
MCMは1976年、ドイツ・ミュンヘンで誕生しました。当時のミュンヘンはアートや音楽、映画において先駆的な役割を担っていました。そんな時代背景からインスピレーションを受けてMCMはスタートしたのです。
最も大切にしていることは、エイジレスでジェンダーレスであること。そのDNAを表現した代表的なアイテムがバックパックだと言えるでしょう。