世界で活躍する日本人メイクアップアーティストが教える、春夏メイクのトレンド
ファッションに合わせて、メイクにもトレンドを採り入れたい。今年の春夏メイクのポイントを、多数のランウエイショーでメイクアップを手掛ける「ナーズ(NARS)」のインターナショナル リード メーキャップスタイリスト 伊藤貞文氏に、日本人女性にすすめるトレンドメイクを聞いた。14SSのコレクションで多く見られたのは、女性の素の美しさを引き立てるようなメイク。「チークはクリーム状のものを、指を使って頬に伸ばしてラフに仕上げる。リップもラインをきちんと取らずに、リップスティックを指にとってたたくようにして色を乗せる。色は共に明るめがおすすめ」と伊藤氏。ナーズのカラースティック「マットマルティプル」は、唇にも頬にも使え、そのまま使えばマットで色鮮やかに、水に濡らして使えば透明感ある発色になり、バックステージでも重宝された人気アイテム。ベースメイクも、しっかり保湿した後にコンシーラーでトラブルのみカバーし、フェイスパウダーで仕上げるなど、ナチュラルに作るのが気分という。
雰囲気作りのポイントは眉だ。「クールでマチュアなメイクには、しっかりと意志のある眉を。ソフトでフェミニンなメイクには、丸みを持たせた柔らかい眉を」。ナーズがメイクを担当した「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」や「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」など人気ブランドのショーでは、自眉をマスカラで整えてシルエットを作った。また、次の秋冬のビューティートレンドについて尋ねると、「グリッターを使ったアイメイク、リップメイクが気になる」との答えが。一足先に採り入れてみるのはいかがだろうか。伊藤氏は、2001年にニューヨークから帰国後、ナーズ・ジャパンに所属。ナーズ日本1号店(伊勢丹新宿店)のカウンターでメーキャップアーティストとしてのキャリアをスタートし、雑誌やバックステージでも活躍。
2010年に現職に就任し、世界のファッションウィークのバックステージでも活躍している。海外を飛び回り、価値観の違う人達と会うことで刺激をたくさん受けるという伊藤氏。日本の女性に向けて、「美に対して意欲的でいいと思う。人とは違うことをするのを怖がらないでチャレンジしてほしい」とメッセージを残した。
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