元イッセイデザイナーのリアルな切紙虫展、中野ブロードウェイで開催
元イッセイデザイナーのリアルな切紙虫展、中野ブロードウェイで開催
中野ブロードウェイに7月10日、アートギャラリー「Gallery リトルハイ」がオープンする。22日まで初回展示として造形作家・小林和史の個展「小林和史 ムシウム(MUSISUM) ―造形昆虫思考―」が行われる。
展示タイトルは「虫」と「アニミズム(万物に霊魂が宿っているという考え方)」を掛け合わせた造語。小林のライフワークでもある、1枚の紙からハサミによって即興で切り抜き立体に折り上げた、本物の虫も騙されたほどリアルな切紙虫たちを展示する。「人間が自然の一部でしかないとすれば、人間も昆虫も同じ存在。視点を変えて昆虫の立場になって人間界を眺めたってイイ訳で、僕は子供の頃からそうしている」と小林氏はコメント。
小林はイッセイミヤケのデザイナーを経て独立。伊勢丹新宿店、メゾンエルメス、銀座ソニービル、六本木のリッツカールトンホテルなどで展示を行う。
「自然」「身体性」をテーマとするコスチュームデザインや舞台、映像、CMなどのトータルデザインを手掛け、「U2」ギタリストのジ・エッジ(The Edge)や「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」