セレブも訪れるLAの大牧場にマリブのライフスタイルショップがオープン
「オット・ラブス・カラミゴス」の内観
6月1日には、同ブランドをメインで扱うショップ「オット・ラブス・カラミゴス(OTTE LOVES CALAMIGOS)」がカラミゴス牧場内にオープン。オープンに至った経緯について、ガーソンは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で人と簡単に繋がることは可能だが、こういう牧場の中で食事や買い物をし、直に人と繋がるというバランスを大切にしたいと思った」と説明する。
ショップのコンセプトは、“洗練されたクール&フェミニン”。ガーソンが愛用するイタリアのビンテージバイク「ベスパ(Vespa)」のイメージをテーマとした。べスパは、映画『ローマの休日』の中で女優のオードリー・ヘプバーンが乗ったことでも有名だ。「のどかな雰囲気の牧場の中で、食事をし、お酒を飲み、買い物をする。
マリブの贅沢なライフスタイルを自宅へ持ち帰って」とガーソンは提案している。
また、同ショップはニューヨークのセレクトショップ「オットNY」と事業提携しており、商品カテゴリーを三つに分けている。一つ目はショーベック・マリブの商品、二つ目はオットNYのオリジナル商品と16ブランドのセレクト商品、三つ目はジュエリーや石鹸などの小物と、バイク、自転車、サーフボードだ。
ビンテージTシャツなど1点ものから、オリジナル・ブランド「カラミゴス」のサーフボードや自転車など、他のブティックでは手に入らない品ぞろえを目指した。商品の価格帯は、石鹸5ドル(約500円)からバイク9,500ドル(約9万5,000円)。アパレルは50ドルから650ドル(約5,000円から6万5,000円)。買い付けはパリで行い、新商品が毎月入荷する。
カラミゴス牧場内にある「マリブ・カフェ (Malibu Cafe)」など、牧場内には1日に1,500人、ショップには平均500人が訪れる。
開店直後には女優のジュリア・ロバーツ、歌手のピンクやバーブラ・ストライサンドなど、大物セレブも来店した。ガーソンは今後の展望として「口コミで同ショップの知名度を上げていこうと思っている。更に今年中には、マリブビーチとサンタモニカにあと2店オープンし、メンズ事業も設立する予定だ」と明かした。
「オット・ラブス・カラミゴス」の外観
「オット・ラブス・カラミゴス」の内観
「オット・ラブス・カラミゴス」の内観
「マリブ・カフェ」には外で遊べるチェスも