「虚構と現実」をテーマに。蜷川実花が名古屋・松坂屋美術館で展覧会を初開催
写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩な活動をしている蜷川実花。
本展では、「虚構と現実」をテーマにアーティストの写真の本質に迫ります。色鮮やかな花々を撮影した《永遠の花》や《桜》をはじめ、著名人やスポーツ選手を撮影した《Portraits of the Time》、新境地となった《うつくしい日々》など、多様な方向から制作された作品が一堂に会します。表現のジャンルを限定することなく時代の先端を鮮烈に示し続ける“蜷川実花”の作品世界を全身で体感できる、またとない機会となることでしょう。
earthly flowers, heavenly colors (2017) (C)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
プロフィール
蜷川実花(にながわみか) 写真家・映画監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007)、『へルタースケルター』(2012)、『Dinerダイナー』(2019)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)監督。映像作品も多く手がける。2008年、「蜷川実花展-地上の花、天上の色-」が全国の美術館を巡回し、のべ18万人を動員。