1万人のラインダンスでギネスに挑戦。元タカラジェンヌ汐美真帆に聞く、日本を笑顔でつなぐプロジェクト
元タカラジェンヌの汐美真帆さん
11月1日、宝塚大劇場の武庫川河川敷でギネス世界記録への挑戦が行われる。2014年は宝塚市にとって、宝塚歌劇団創設100周年、市制60周年、手塚治記念館設立20周年を迎える「トリプル周年」にあたる。この記念すべき年に、新たな記録に挑むのは、一体どんな人たちなのだろう。
その答えを教えてくれたのは、宝塚と大変縁が深い女優・汐美真帆。宝塚市出身で、元宝塚歌劇団の男役、現在は舞台女優としてだけでなく、ヨガやジャズダンスの指導者としても活躍している。
取材に訪れたのは、普段、汐美がダンスやヨガを教えている立川のレッスンスタジオ。「こんにちは」と朗らかな笑顔で迎えいれてくれた彼女は、爽やかなライムグリーンのレッスンウエアを着ていた。この日もギネス世界記録へ向けてのレッスンが行われていた。
小学生の子供たちからその親世代まで幅広い年代の女性がスタジオに集い、一緒になってラインダンスを踊る。
「1万人のラインダンス」と名付けられた同イベントは、宝塚市「子ども委員会」の発案によるもの。現在のラインダンスにおけるギネス世界記録である2,569名を大幅に超える1万人超えに挑もうというのだ。