文豪が愛した神楽坂で「BUNGOマツリ」開催。仮装パレード、和菓子の試食、イルミネーションも
東京・神楽坂で「文豪達が愛した街。神楽坂×文京~ BUNGOマツリ」が開催される。期間は10月12日から10月19日まで。
この催しは夏目漱石や森鴎外など数々の文豪に愛された神楽坂、および文京区に関する魅力を再発見するためのもの。期間中には神楽坂の地蔵通り商店街で、毎日18時より大小244基の灯篭によるイルミネーションを展開。その他、神楽坂を中心に様々なイベントが催される。
中でも注目なのが、12日の午後に神楽坂の赤城神社で行われるイベントだ。境内では「和スイーツ大試食会」と題して、文京区にある様々な和菓子屋がお店を出店。
「コパン」や「梅花亭」、「神楽坂菓寮」といった名店の和菓子が無料でふるまわれる他、お茶のお点前体験に参加出来る。神楽殿でも神楽坂ゆかりの人物を集め、詩吟や漫談などのステージイベントを開催。一方、神楽坂では「文豪仮装パレード」が催され、作品の登場人物に扮した人たちが坂を練り歩く。人力車で移動する文豪の姿などに、当時の神楽坂の様子を垣間見ることが出来そうだ。
また、14日から17日にかけては、文京区の各所で「文豪が愛したまち体験」を開催。“夭折の作家一葉・啄木ゆかりの“文人の街”本郷を行く”など毎日1コース、計4コースの街歩きで、文豪が愛した店や旧居、作品に登場したスポットなどを巡ることが出来る。