【廣森知恵子/生き方】美容を通して皆を元気と笑顔を届けるビューティープロデューサー
廣森知恵子さん「ハーバー銀座館にて」
仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第8回目は、「無添加主義」を掲げて上質なアイテムを提供するコスメブランド「ハーバー(HABA)」のビューティープロデューサー・廣森知恵子(ひろもり・ちえこ)さん。
美容業界のキャリアは36年。今年の8月には銀座へコンセプトストア「ハーバー銀座館」をオープンしたばかりで、同所で行われる一般向けの美容セミナーや各地で開く講演会も大盛況。幅広い年代から支持を集める廣森さんに美の秘訣を伺った。
--美容のお仕事に就くようになったのはどんなことがきっかけでしたか?
母の影響が大きいと思います。とてもお洒落な人でした。私は4姉妹の末っ子だったのですが、姉妹でよくおそろいの服で出掛けていました。
ギンガムチェックのワンピースをよく着ていたな、など鮮明に覚えています。末っ子だったこともあって、私はどこに行くにも母と一緒でした。
そんな母のイメージと言えば、毎朝起きると鏡台の前に座って、口紅を差している姿。今流行っているような赤い口紅です。そして髪を夜会巻きにして、引き出しに入っているすずらんの香りのする香水をつけて。