ソマルタの廣川玉枝がデザイン、美しさを極めた「電動車いす」。ヤマハとコラボ
ヤマハと廣川玉枝とのコラボレーショによる車いすのデザインコンセプト「タウルス」
ソマルタ(SOMARTA)のデザイナーでもあるソーマ・デザイン(SOMA DESIGNE)の廣川玉枝が、ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ)とコラボレーション。電動アシスト車いすのデザインコンセプト「02GEN」をベースとするコンセプトモデル「タウルス(Taurs)」をデザインした。
「02GEN」は、ヤマハが2013年にデザインフィロソフィーとして掲げた「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づいて提案するデザインコンセプトモデル「GEN」の第2弾。
コンセプトは「マージ(Merge)」で、「さっそうと操り、美しくしなやかに動く使い手の個性に寄り添い、魅せたくなる車いす」を具現化している。加えて、機能性や安全面の視点も織り込みながら快適性を追求し、座った姿勢の美しさと、人と車いすの一体感にこだわったデザインを実現しているのも特徴だ。
この「02GEN」に色やマテリアル、仕上げ提案を織り込んだコンセプトモデルが「タウルス」。使用者の身体を包むシートには白色エンボス型押しレザーを使用し、フレームやホイールにはスキントーン系アイボリー、キャスターにはつや消しレッドゴールドアルマイト塗装を施すなど、細部にまでこだわった。