ダファーの創設者マルコ・ケアンズが30周年イベントに来日、アーカイブを語る
ザ・ダファー・オブ・セントジョージの創立メンバー、マルコ・ケアンズ
「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ(The DUFFER of St. GEORGE.)」の創立者のマルコ・ケアンズがブランド創立30周年のイベントに合わせ来日。滞在中の日曜日に行われた「ツイードラン東京2014」では、ニック・ウースター、トミー・トンらと共にゲスト参加し、自らオープニングフラッグを振った。今回のアニバーサリーでは、日本の各店舗ごとに記念アイテムを発売。キャットストリートの渋谷店では過去のアーカイブも展示された。
「(ザ・ダファー・オブ・セントジョージが)30年も続くなんてスタートした当時は考えてもいなかった。始めはレッドウイングのブーツやカーハート、ビンテージの古着などのセレクトショップとしてスタート。オリジナル商品はジョン・スメドレーに別注で発注したニットが最初だった。一番記憶に残っているアイテムは90年頃に出したヤーディーガーディーっていうカーディガンかな」とマルコは当時を振り返る。
当時、『ID』『フェイス』などロンドンのファッションマガジンがこぞって取り上げたこのスウェードでトリミングされたニットカーディガンは、ブリティッシュ・ジャマイカンのレゲエスタイルに影響を受けて作ったアイテムだという。