アンティークルイ・ヴィトンの展覧会。紙で見せる100年前のヴィトン伝説
ルイ・ヴィトンコレクターの前田勝介による初の個展「小さなL.Vuitton」
「ルイ・ヴィトン」のアンティークコレクター前田勝介が、初の個展「小さなL.Vuitton」を開催する。期間は12月11日から23日まで。
前田はインダストリアルデザイナーの見地から、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のトランクを約100点にわたり収蔵してきた。そのほとんどが1880年から1940年代に受注生産したアンティーク品で、個人のコレクションとしては世界有数の規模を誇る。個人ミュージアムも立ち上げ、展示会などでも公開している。また、その一方で所蔵するトランクコレクションを資料に、前田はペーパークラフトを製作しており、ヨーロッパを中心に世界中のコレクターから注目を集めている。
今回の個展では収蔵されたアンティークトランクの他、「立体歴史紙芝居」と題して前田の作品約40点を公開する。1912年のタイタニック号にまつわるルイ・ヴィトンの伝説など、100年前の歴史的な事件をテーマに、細部のディテールや傷を忠実に再現したミニトランクが旅する姿を作り上げた。
【イベント情報】
「小さなL.Vuittonトランクの長い歴史旅」