ありふれた日常をアートに変えるリチャード・タトルの作品集【NADiffオススメBOOK】
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。
■「I Don’t Know. The Weave of Textile Language」リチャード・タトル(Richard Tuttle)
“ビジュアルポエトリー”とも称される抽象的な形態と、豊かな色彩の作品で知られるアーティスト、リチャード・タトルの新作彫刻の作品集。日常の中のありふれた素材を用いた作品で著名な作家の今回の新作は、テキスタイルが中心的な素材として使われている。テキスタイルの柔らかな素材感や、フラットな色面など、まるでキャンバス上の絵具のように幾通りも変化する表情を楽しめる作品集。本作の展覧会は、2014年秋にロンドンの美術館テート・モダンとホワイトチャペルギャラリーの2会場で発表された。
【書籍情報】
「I Don’t Know. The Weave of Textile Language」