くらし情報『3階に上がると、そこは雪国だった…アディアム、伊勢丹で川端康成コレクション展開。フロアの底が白くなった』

2014年11月27日 11:45

3階に上がると、そこは雪国だった…アディアム、伊勢丹で川端康成コレクション展開。フロアの底が白くなった

3階に上がると、そこは雪国だった…アディアム、伊勢丹で川端康成コレクション展開。フロアの底が白くなった

(C)FASHION HEADLINE


「アディアム(ADEAM)」は、伊勢丹新宿店本館3階ザ・ステージ#3でポップアップショップを11月26日にオープンした。同店限定コートをはじめ、最新の15SSコレクションまで紹介している。12月2日まで。14-15AWのインスピレーションの源は“伝統的な日本美”。川端康成の小説『雪国』からインスパイアされたアイテムを紹介する。芸者の抜き衣紋をイメージしたネックラインのワンピース、袴のシルエットを意識したマキシスカートなどは、同小説のヒロイン・駒子のワードローブが現代にタイムスリップしたという想定でデザインされたという。会場には伊勢丹限定のコート(58万円)も登場。
カラーはホワイト系とブラック系があり、コートの上半分はラム素材、下半分はミンク素材で、シンプルながらもエッジがきいている存在感あるアイテムだ。同小説の主人公・島村からインスパイアされたファッションアイテムも紹介。小説の舞台となる1930年代は、英国紳士服が東京を中心に流行した時代でもあり、小説家であった島村も英国スタイルに興味を持ち得たのではないかとの仮説から、当時の最新ファッションであったテーラードスーツやチェスターコートの要素を取り入れたルックも展開している。

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