くらし情報『ガブリエル・シャネル、マリリン・モンロー、カトリーヌ・ドヌーヴ。No5の物語を彩ってきたミューズの歴史【前編】』

ガブリエル・シャネル、マリリン・モンロー、カトリーヌ・ドヌーヴ。No5の物語を彩ってきたミューズの歴史【前編】

シャネルNo5の象徴的な存在ともいえるマリリン・モンロー。誰よりもNo5を愛した1人。

シャネルNo5の象徴的な存在ともいえるマリリン・モンロー。誰よりもNo5を愛した1人。

「私が寝る時、身にまとうのはシャネルNo5を数滴」。余りにも有名なマリリン モンロー(Marilyn Monroe)が放ったこの言葉は当時の女性たちを魅了し、No5をこれまで以上に特別なフレグランスへと昇華させました。その歴史的インタビューから半世紀以上経った今なお、シャネル No5は世界中の女性たちに愛され続けているのです。

1921年のNo5誕生から93年。
シャネルNo5のミューズとなったのは、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)だけではありません。その時代を代表する女性たちがNo5を纏い、イメージを表現し続けてきました。

初めて広告ヴィジュアルを飾ったのは、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)本人。レディースファッションの概念を根本から変えた彼女は、フレグランスにおいても革新をもたらしました。単一の香りが主流であった当時、80種以上のエッセンスで創られた抽象的な香りは驚きをもたらしました。既成概念にとらわれず、新しいスタイルを生み出した彼女は、この革新的なフレグランスを表現するのに最もふさわしい存在だったのです。

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