新丸ビル7階の「丸の内ハウス」で12月8日からエキシビション「HONESTLY CRAFTED FASHION FROM AROUND THE WORLD」が開催される。このエキシビションを主催する「エシカル ファッション イニシエイティブ(Ethical Fashion Initiative)」は、国連関係機関「国際貿易センター」によって08年に発足したプロジェクト。ファッションを通じた経済的な自立を支援しており、経済や社会情勢などで困難にある女性達に技術を身に付けさせ、貧困から抜け出させることを目標としている。今回のエキシビションでは、ブルキナファソ、ハイチ、ケニア、マリでのものづくりの様子を撮影した写真や、アルチザンで暮らす人々のポートレート、現地で作られたファブリックを用いた作品などが展示される。参加ブランドの一つ「テゲ ユナイテッドアローズ(TEGE UNITED ARROWS)」は、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」と同プロジェクトのコラボレーションによって生まれたもの。現地で使われているバンバラ語で「テゲ」は手を意味し、発音が日本語の“手芸”を連想させることからこの名がついた。