フェンディ×部屋のコラボレーション、空間に映し出されたラグジュアリーな生活
「フェンディ」の世界観を表したインスタレーション「ローマン・ラウンジ」
「フェンディ(FENDI)」は「ディモーレスタジオ(Dimore Studio)」とのコラボレーション作品として、デザイン・マイアミ2014にてインスタレーション「ローマン・ラウンジ」を発表した。
会場に展開されるアパートの1室のような空間は、“理想的かつ現実的なローマのフェンディ・アパートメント”をディモーレスタジオのメンバー、エミリア―ノ・サルチ(Emiliano Salci)とブリット・モラン(Britt Moran)ならではの解釈で形にしたもの。水平・垂直方向に延びる2種類の照明に照らし出された空間には、ライトと同じ色合いの書棚、ミンクの刈り毛を用いたベッド、グレーの濃淡が模様を描くカーペットなどを配置した。その中で、「カンバーセーション・ピース」と名付けられた正方形のテーブル、2脚のイスが確かな存在感を放っている。
インスタレーションではミンクファーやセレリアレザーといった素材を用いることで、ラグジュアリー、無限の創造性、熟練のクラフトマンシップといった、フェンディのパーソナリティーを表現している。ディモーレスタジオは「現代の文化や風潮、感情に照らした真のラグジュアリーを表現する作品に基づき、ユニークな“オートクチュール”体験を生み出している」