ふたりが近づくアートなデート。「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」と「新たな系譜学を求めて」体験記
ふたりが近づくアートなデート。「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」と「新たな系譜学を求めて」体験記
クリエイティブでロマンチックな気分をデートで味わうには、今、東京都現代美術館の展示がいい。ミシェルの日本初の個展となる「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」と、「新たな系譜学を求めて(跳躍/痕跡/身体)」という2つの異なる展示を楽しむことができる。
ミシェルは、リアルを天才的にデフォルメするファンタジックな映画監督。『エターナルサンシャイン』や『恋愛催眠のすすめ』は恋愛の痛みを知る人にはたまらない作品で、男性のファンも多い。
そして、ミシェルと言えば、Music Video。生粋のクリエイターであるミシェルの手がけたVideoはプロモーションの域を超えたアート作品だ。
Around the World in 19 videos では、迷路のような白い壁に映し出されるミシェルの代表的な19作品を楽しむことができる。スクリーンの下に表示されるSTOP、GOの指示に従い、アイディア溢れるミシェルのMusic Videoをふたりで全身に感じながら、スクリーンを追いかけよう。
ホームムービー・ファクトリーでは、カフェやガレージ、町中やリビングなどの様々なシーンのセットが展示されており、見てまわるだけで想像力がかき立てられる。