クリエーティブディレクター高松聡、日本人初の民間人ISS搭乗宇宙飛行士へ
クリエーティブディレクター高松聡、日本人初の民間人ISS搭乗宇宙飛行士へ
世界初の有人宇宙飛行を提供しているスペース アドベンチャーズ社は1月7日、クリエーティブ・ディレクターで同社の代理店であるSPACE TRAVEL代表取締役の高松聡が、国際宇宙ステーション(ISS)搭乗乗組員候補として、飛行訓練を開始することを発表した。
氏は、去年の7月から8月にかけて行われた宇宙飛行士としての訓練に入るための試験に合格。今月12日から9月まで、ロシア「星の街」をベースに800時間に及ぶ訓練に臨む。その後、ロシア宇宙庁より日本人としては初めて、ISS搭乗の民間人宇宙飛行士として認定される予定だ。民間人宇宙飛行士としては26年ぶり2人目の快挙となる。
高松は、6歳の時にアポロ11号の月面着陸をテレビで見たのをきっかけに宇宙飛行士を志し、大学では宇宙空間について研究していたが、視力を理由に夢を断念。電通に就職し、テレビCMなどを手掛けてきた。氏が注目されたのは、世界初の宇宙ロケで制作された大塚製薬ポカリスエットのテレビCM「GOES TO SPACE」だ。
その後、日清カップヌードルのCM「NO BORDER」