ルイ・ヴィトン広告キャンペーンが「SERIES 2」に。ジェニファー・コネリー起用
(C)LOUIS VUITTION
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」は15SSコレクションの広告キャンペーン「SERIES 2」を公開した。これは、アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)がブランドで初めて手掛けた広告キャンペーン「SERIES 1」の続編にあたるもの。この作品でルイ・ヴィトンはブリティッシュ・ファッション・アワードのベスト広告キャンペーン賞を受賞。今回も3人のフォトグラファーが、前回と同様にそれぞれ独自の視点を通してコレクションを解釈した。アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)の撮影で舞台となったのは、ニューヨークで建設されている三つのビル。セントラルパークを見下ろすアングルで、フライヤ・ベハをモデルにビジュアルを撮り下ろした。その視点にはコレクションの親しみやすいワードローブ、サヴォアフェールの斬新なテイストが見て取れる。
その一方で、プライベートハウスの黒い壁、薄暗い照明によって、日常と非日常の視覚的不調和を表現したのがユルゲン・テラー(Juergen Teller)。パリの貴族的なインテリアが並ぶ室内で、ジーン・キャンベル、リアナ・フォン・ロンパエイ、ダフニー・シモンズ、マルテ・ヴァン・ハースターをフィルムに収めた。