サロン・デュ・ショコラ注目アイテムは“エスカルゴチョコ”からショコラティエ18人ボックスまで
ショコラ・パトリモワンヌ ユニヴェルセルのパッケージ
世界17ヶ国、約100ブランドのショコラを楽しむことができるこのイベントの2015年のテーマは、「ショコラ、パトリモワンヌユニヴェルセル(Chocolat, Patrimoine Universel)」(次世代にも伝えたいショコラという名の「世界遺産」)。この名の下、注目されるショコラは、複数のショコラティエのショコラが一つのボックスに入る、贅沢なセレクションボックスや、MOF(フランス国家最高職人)を取得しているオリヴェ・ヴィダル(Olivier Vidal)のショコラだ。
同祭典テーマ名と同じショコラ名である、「ショコラ、パトリモワンヌユニヴェルセル(Chocolat, Patrimoine Universel)」(9,250円)は、18人のシェフが過去、現在、未来と時空を超えて継承されるショコラへのオマージュ(敬意)を彼らなりの解釈で、ショコラに昇華したセレクションボックス。パッケージは、カラフルな18個の穴が“ショコラティエの顔”“中身のボンボンショコラ”“SALON DU CHOCOLAT 2015”の文字が交互に現れる。ボックスの右のレバーを引けば、各ショコラティエのショコラが現れ、更に下のレバーを引くと、彼らの顔までもが出現するという仕組みだ。
同じく、セレクションボックスとしては、「オリジン・カカオ(Origine CACAO)」(5,000円)も見逃せない。
ショコラの原点であるカカオへのオマージュをテーマに、ワインにおけるテロワール(土地の性質)と同様、カカオのテロワールを楽しめる。パッケージのイラストは、サロン・デュ・ショコラ主催者のフランソワ・ジャンテによるもの。ショコラの原材料であるカカオの実やカカオ豆のイラストから、ショコラに囲まれた子供の笑顔のイラストへと変わる仕掛けが施されている。
日本人シェフ達によるセレクションボックスも登場。「ワールドチョコレートマスターズボックス」(3,000円)は、パリのサロン・デュ・ショコラで2年に1度決勝大会が行われるショコラティエの世界選手権「ワールドチョコレートマスターズ」に、日本代表として参加した日本人シェフたちのショコラが入っている。垣本晃宏(2013年同選手権4位)や植崎義明(2011年同選手権2位)など、合計6人のシェフ達が彼らの才能を余すことなく発揮したボックスに仕上がっている。
オリヴィエ・ヴィダルは、18歳の時からショコラティエの修行を始め、2007年MOFを取得、2012年からブルゴーニュ地方オクセールに店を構え、今回サロン・デュ・ショコラに初登場する。エスカルゴの街・ブルゴーニュらしく、その名の通り、エスカルゴ(4,500円)のショコラは、その中に滑らかなムースのようなプラリネが入っている。
ヘーゼルナッツをキャラメリゼしてノワールでコーティングしたノワゼット ノワール(2,000円)は、丸型のショコラで、同氏の世界観を気軽に堪能できる逸品。同氏は「若い後輩たちにショコラティエという仕事の基本や、仕事への情熱を伝えたい。基本とは、先ず質の良い原料を選ぶこと。これは未来においても変わらないと思う」と話す。
サロン・デュ・ショコラの会場となるNSビルでは、ショコラの販売だけでなく、ショコラティエやパティシエ達がショコラの歴史や日本とフランスの洋菓子などについて語るトークショーやレクチャーなども予定されている。
オリヴィエ・ヴィダルのエスカルゴ
ショコラ・パトリモワンヌ ユニヴェルセル
オリジン・カカオのパッケージ
オリヴィエ・ヴィダル
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