ニューヨークを詩で綴るマイキータ15年キャンペーンビジュアル
「マイキータ」の15年キャンペーンビジュアル
マイキータ(MYKITA)が2015年キャンペーンビジュアルを発表した。
今年のキャンペーンビジュアルは、ニューヨークの街並みを舞台に撮影された。超高層ビルや直線的なファサードが、まるで一つのポスターのように美しく、この街の新たな魅力を切り取っている。
撮影を手掛けたのは、過去7年間に渡ってマイキータのキャンペーンを手掛けてきたマーク・ボスヴィック。ライカのアナログカメラを使い、ニューヨークの街並みを背景にモデルだけでなく、彼の知人や家族などを撮り下ろした。フィルムの露光が生み出すプリズムのような色彩効果を巧みに操り、グレーのコンクリートや街中の緑に美しいコントラストを描き出している。
Look up to the sky(空見上げ)
dizzy at the height of steel(鋼の高さに目が眩む)
the throne of New York(ニューヨークの玉座)
写真に添えられた俳句のような3行詩は、彼が今回の撮影の中に見出した美を表現したもの。ダンボ地区にある街中の小さなビーチ、ブルックリンに連なる屋根の海、廃線となった高架貨物線などに、大都会の型にはまらない視点を切り開いた。