カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein collection)が1月18日、ミラノで2015-16秋冬メンズコレクションを発表した。クリエーティブディレクター、イタロ・ズッケーリが見せる今シーズンは、メンズウエアのルールを現代風に解釈し、パワフルな男性像を掲げた。キーワードは「パワフル」「映画風」「モノクローム」。カラーは、古典的なモノクロ映画からインスピレーションを得て、ライトグレー、岩石のようなグラナイト、斑のチャコールヘザー、アントラシートと白から黒へ明暗が変化するグレースケールで構成。アウターには、ボリューミーなオーバーコート、ダブルのジャケット、パイロットジャケットやマントなど気迫あるアイテムが登場。しかしこれらは、ボンデッドフランネル、メランジウールとカシミア、ツイードなど上質な生地で仕立てられ、シルエット、カラー、アニマルプリントなどが主張する武骨なオーラを調和する。作業着のようにゆったりとしたボトムには、光沢あるビニール素材を用い近代的に。スーツをロールアップした足元には、牛皮とパテントレザーのがっちりとしたフィールドブーツを着用している。
カルティエが表参道でポップアップを開催。ホリデーシーズンのパリ・ラペ通り13番地のブティックを思わせる空間に