2015年3月2日 19:00
マックイーン、ガリアーノ、カール撮った伝説的写真家個展、ミラノで開催。トッズスポンサード
トッズ(TOD’S)がスポンサードする写真家デヴィッド・ベイリー(David Bailey)の個展「STARDUST」が3月1日よりミラノのPAC(Padiglione D'Arte Contemporanea、現代アート・パビリオン)でスタートした。ベイリーは1938年ロンドン生まれ。アーティストら著名人のポートレートやスーダンなどのドキュメンタリーなど様々な時代を写真で切り取ってきた。注目なのは会場入ってすぐのコーナー。イヴ・サンローランやトム・フォード、ジョン・ガリアーノらのポートレートはファッション好きには堪らないだろう。キルトを纏って飛び上がるアレキサンダー・マックイーンや小走りしている80年代当時のカール・ラガーフェルドなど様々な表情のファッションレジェンド達が見られる。その他、荒木経惟、ブラッサイ、デヴィッド・ボウイ、クイーン、ローリング・ストーンズ、サルバドール・ダリ、アンディ・ウォーホルなど芸術、音楽、エンターテインメント分野の偉人達が普段見せない表情を見せた写真が並ぶ。静物画としての人骨や特異な男性を写したシリーズ、携帯電話のカメラで撮った作品達はベイリーの表現の深さを感じさせるものだ。