くらし情報『機能の美を極めた子供のためのテーラードを作る--キリュウキリュウ高柳成克1/2【INTERVIEW】』

機能の美を極めた子供のためのテーラードを作る--キリュウキリュウ高柳成克1/2【INTERVIEW】

大人と同じテキスタイルを使い、同じ縫製工場で作られたジャケット(左)

Photo by Kazan Yamamoto (c) FASHION HEADLINE


機能の美を極めたメンズウェアに定評のある「キリュウキリュウ(kiryuyrik)」に、大人さながらのクオリティで作られたキッズウエアがある。子供の体型に沿ったパターンに、メンズと同じテキスタイルやパーツの希少価値が高い3ピースやポロシャツ、Tシャツなどがそろう。「ファッションとは生活に入り込むものだ」と語るキリュウキリュウデザイナーの高柳成克さんに話を聞いた。キッズラインをスタートしたきっかけは、02年春夏シーズンに同ブランドのメインアイテムの一つであるテーラードジャケットを“大人と同じクオリティーで子供にも作って欲しい” という、伊勢丹キッズウエアバイヤーからのリクエストだったという。当時を振り返って、「最初から大人と全く同じクオリティーで子供のための服を作りたかった。だからリクエストを受けて、いつもお願いしている縫製工場の方に『小さいサイズのジャケットを縫ってくれますか?』とまず確認しました」と高柳さん。子供服のアームサイズは、大人の手のひらと子供の手を比べたくらい大きさが異なる。また子供は服を着るキャリアが短いので、着心地の良くない場所を的確に言葉にしてくれる訳でもない。

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