2015年3月10日 14:30
アレッサンドロ・ミケーレの新生グッチはジェンダーレスでロマンティック【2015-16秋冬ウィメンズ】
courtesy of Gucci
クリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)を迎え、新生グッチ(GUCCI)となる2015-16秋冬ウィメンズコレクションのショーが2月25日ミラノで開催された。前クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)がこれまで打ち出してきた、シックでセクシーな女性らしいスタイルを一新、ロマンティックで少女性もあり、自由な価値観や矛盾もはらんだ…といった複雑な世界観を構築した。ファーストルックは、大胆に素肌を露出したチュールのトップスに、真っ赤なプリーツスカート。首下には首飾りをあしらい、花畑で遊ぶ少女のよう。続いて、パステルブルーのティアードワンピースや、大判花柄をプリントしたロングドレス、総レースのワンピースやパンツ、大きなリボンなど、素材使いやディテール、カラーパレット、リラックスしたシューズ、大きなアイウェアなどあらゆるアイデアで、新しい女性像を提案していく。パジャマのような花柄スーツ、フリルのシルクブラウス、ボウタイ付きのシャツなど、ウィメンズウエアを着用し登場したのは、メンズモデル達。