ヘヴン タヌディレージャ アントワープ 23年秋冬コレクション、“不完全さ”を受け入れた美しさ
ヘヴン タヌディレージャ アントワープ(HEAVEN TANUDIREDJA ANTWERP)は、2023-24年秋冬コレクションを、 2023年3月18日(土)に渋谷駅西口タクシープールにて発表した。
神経細胞“ニューロン”を出発点に
今季のコレクションの出発点となったのは、脳の神経細胞“ニューロン”。情報を伝達し、処理する役割を担うニューロンを起点に、どうあっても完璧ではいられない人間の行動や感情に考えを巡らせた。デザイナーのヘヴン・タヌディレージャは、完璧さを求めることではなく、“予想外の出来事や失敗から逃れることはできない”、という事実を受け入れることこそが強さへと繋がっていくと考えたという。
そのことから、今季のコレクションでは単に美しいテキスタイルを用いるのではなく、様々なテクスチャーの素材を混在させ、不完全さをも内包した美しさを追求した。
細胞のように連なっていく装飾
中でも目を引いたのは、きらめくボール状の装飾を連ねたピースだ。序盤ではドレスのネック周りをさりげなく彩る程度にあしらわれた装飾は、スカートのラッフルのように広がったかと思いきや、ケープやマントの如く複数に広がっていった。ボール状の装飾が増殖し、躍動する様子は、連なる細胞の形態を彷彿させる。
ジュエリーデザイナーとしても活躍するヘヴン・タヌディレージャならではのユニークで大胆な発想が存分に発揮されている。
多彩な装飾
加えて、繊細なラインストーンが連なり全面を覆うロングドレスや、びっしりと赤いスパンコールをあしらったトップス、黒い丸型のボタンをドットのように並べたブルゾンやショートパンツなど、多彩な装飾が登場。しなやかなホワイトのファブリックで仕立てたドレスやブラウス、スカートには、ホワイトのビーズでフラワーモチーフの刺繍を施し、イノセントな佇まいに仕上げている。
流れるようなシルエット
シルエットは流れるような造形が印象的。クラシカルなネックレスを配したロングドレスは、落ち感のある素材を用いて繊細にギャザーを寄せることで、エレガントな雰囲気を漂わせた。光沢を備えたブラックのコートは、ウエストをマークするベルトによって緩急をつけながらも、曲線的な袖や襟のフォルムでリュクスさを演出している。
また、シャツはサイドにスリットを施すことで合わせを中心からずらし、アシンメトリーな着こなしを可能に。形をあえて歪ませながらも、布地の流れを生かし、彫刻的な美しさを見せていた。
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