2023年4月16日 12:05
舞台『ロスメルスホルム』森田剛×三浦透子×演出・栗山民也、東京・愛知・福岡・兵庫で
舞台『ロスメルスホルム』が、2023年10月から11月にかけて順次、愛知・福岡・兵庫にて上演され、2023年11月15日(水)から11月26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。主演は森田剛。演出は栗山民也。
“近代演劇の父”イプセンの傑作『ロスメルスホルム』
舞台『ロスメルスホルム』は、『ペール・ギュント』『人形の家』『野鴨』『ヘッダ・カブラー』などの名作を世に残し、「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセンにより1886年に書かれた作品。
古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマだ。イプセンの作品の中では最も複雑で多面的な演劇作品だという評価がある一方で、最高傑作のひとつであるという呼び声も高い。
『ロスメルスホルム』の新翻案が2019年にイギリスで上演されると、2020年のローレンス・オリヴィエ賞でベストリバイバル賞、主演女優賞にノミネートされるなど高い評価を獲得し、現代においてもなお、色あせることのない名作であることを証明した。
栗山民也が演出
そんな『ロスメルスホルム』を、2023年秋に日本で上演。