くらし情報『展覧会「金子みすゞの詩」松屋銀座で - 遺稿手帳や童謡同人誌『曼珠沙華』など展示』

2023年5月15日 10:30

展覧会「金子みすゞの詩」松屋銀座で - 遺稿手帳や童謡同人誌『曼珠沙華』など展示

展覧会「金子みすゞの詩」松屋銀座で - 遺稿手帳や童謡同人誌『曼珠沙華』など展示

「100年の時を越えて 展覧会 金子みすゞの詩(うた)」が、東京・松屋銀座にて、2023年5月24日(水)から5月29日(月)まで開催される。東京を皮切りに2年間巡回予定。

童謡詩人・金子みすゞ
金子みすゞは、「大漁」「私と小鳥と鈴と」「積った雪」などの作品で知られる童謡詩人だ。20歳で童謡を書き始めたみすゞは、本名の金子テルではなく金子みすゞの名前で最初の作品を投稿。初の作品は『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』4誌の1923年9月号に一斉に掲載され、たちどころに読者の心を掴み「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されるようになった。

投稿詩人のあこがれの星となったみすゞだが、26歳という若さでこの世を去り、その存在は長く忘れ去られていた。しかし、彼女の童謡に魅了された多くの人々の思いは途切れることなく繋がり、矢崎節夫が3冊の遺稿手帳を発見したことで多くの作品が知られるに至り、今日まで読み継がれている。童謡という分かりやすい言葉でうたわれたみすゞの作品は、彼女が生きた大正時代から100年の時を越えてなお、多くの人に愛されているのである。


童謡同人誌『曼珠沙華』 を初展示
展覧会「金子みすゞの詩」

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