くらし情報『展覧会「ちひろ 子ども百景」ちひろ美術館・東京で、愛らしい赤ちゃんや子どもを描いた作品約60点を展示』

2023年5月21日 15:25

展覧会「ちひろ 子ども百景」ちひろ美術館・東京で、愛らしい赤ちゃんや子どもを描いた作品約60点を展示

展覧会「ちひろ 子ども百景」ちひろ美術館・東京で、愛らしい赤ちゃんや子どもを描いた作品約60点を展示

展覧会「ちひろ 子ども百景」が、ちひろ美術館・東京にて2023年6月24日(土)から10月1日(日)まで開催される。

いきいきと魅力に溢れる愛らしい赤ちゃんや子ども
水彩の柔らかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描いた絵本画家・いわさきちひろ。ちひろの描く赤ちゃんや子どもは、やわらかな髪やふっくらとした肌、つぶらな瞳、短い手足に愛くるしい仕草など、愛らしい特徴が見事に落とし込まれ、いきいきとした魅力に溢れている。

ちひろは、10か月と1歳の赤ちゃんの月齢を描き分けることができたという。こうした画風は、1951年、32歳で母親となり息子・猛やその友達をモデルにしたスケッチや、育児書のためのカットを描いた中で生み出されたものだ。

展覧会「ちひろ 子ども百景」では、息子をモデルにしたスケッチや、季節のなかで遊ぶ子どもたちを描いた作品に加え、ちひろ自身の幼少期にも重なるような少女像の代表作、夏休みをおばあちゃんの家で過ごす少女が愛犬ぽちの到着を待ちわびる様子を描いた絵本『ぽちのきたうみ』などの作品を展示する。

育児書の仕事にも着目
また、『私は赤ちゃん』『育児の百科』など、医師・松田道雄の育児書の仕事にもフォーカス。

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