2023年7月14日 15:05
東武鉄道“特急スペーシア”新型車両「スペーシア X」運行開始、浅草~日光・鬼怒川エリアの旅へ
東武鉄道は、特急スペーシアの新型車両 N100系「スペーシア X(SPACIA X)」を2023年7月15日(土)より運行する。
特急スペーシアの新型車両(N100系)「スペーシア X」運行
“東武特急と言えばスペーシア”というほど、日光・鬼怒川エリアへの代名詞として長年愛されてきた「特急スペーシア」。新型車両「スペーシア X」はその伝統を継承した、より上質なフラグシップ特急として、“進化したスペーシア”として、人々の心に刻まれる新たな旅を提供する。
なお、導入路線は、東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線、浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間。6両固定編成で、212席を用意している。
江戸文化の組子や竹編み細工を現代的に取り入れて
車両デザインは、現行スペーシアのフォルムを現代に進化させており、カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージしている。また、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった江戸の手仕事を思わせる工芸品のような佇まいだ。
シートは6つのバリエーションを用意
車両内には6種類のシートを完備。
スタンダードシートと言ってもその座り心地は、これまでの特急とは一線を画すもの。