50年の歴史を辿る「わたしのマーガレット展」名古屋で開催 - ベルばら、花より男子、アオハライドなど
少女まんが誌『マーガレット』『別冊マーガレット』の半世紀にわたる足跡を辿る展覧会「わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~」が、愛知・名古屋の松坂屋美術館で開催される。会期は、2016年4月29日(金・祝)から5月28日(土)まで。
1963年の創刊以来、恋愛をテーマに掲げすべての時代の少女たちに愛されてきた『マーガレット』と『別冊マーガレット』。会場では2つの少女まんが誌の誌面を飾った名作の貴重な原画を一挙公開するほか、『ベルサイユのばら』のオスカルとアンドレの精緻な等身大立像などを展示する。
本展の構成は、両誌の創刊から現在に至るまでを時代とテーマで複数の章に分割。社会や流行の影響を受けながらも、その時々の少女たちの内面に深く寄り添うかたちで、作家たちが描き出した様々なストーリーを体感できる。
例えば、第2章では、「スポ根」の時代を象徴するような『アタックNo.1』(浦野千賀子)や『エースをねらえ!』(山本鈴美香)にフォーカス。一方第9章では、青春時代を映し出す学園モノ、『花より男子』(神尾葉子)や『アオハライド』(咲坂伊緒)が、教室をイメージした展示室で輝きを放つ。