映画『関心領域』アウシュヴィッツ強制収容所の隣で暮らす家族を描く、ジョナサン・グレイザー監督
A24製作映画『関心領域』が、2024年5月24日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
アウシュヴィッツ強制収容所の隣で暮らす家族を描く
映画『関心領域』は、イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案にした作品だ。原題となる「The Zone of Interest(関心領域)」は、第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む“40平方キロメートルの地域”を表現するために用いた言葉。映画では、アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚を隔てた屋敷に住む収容所の所長と、その家族の暮らしが描かれる。今までにない冷酷なホロコーストドラマに注目だ。
劇中では、どこにでもある家族の穏やかな日常が描かれる。壁の向こうにはまるで何もないかのように暮らしている。しかし、壁一つ隔てた収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族が交わす視線や気配から着実に伝わってくるという、異様な空気感が漂う作品となっている。
たとえば、壁の向こう側から聞こえてくるのは誰かの叫び声や地響きのような機械音である一方、壁のこちら側には赤ちゃんの鳴き声が響くという、一枚の壁を隔てた両極端な“音の違い”で「アウシュビッツ強制収容所」と「幸せな家族の暮らし」の対比を浮かび上がらせている。
監督はジョナサン・グレイザー
監督は、2013年にスカーレット・ヨハンソンが主演を務めた映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』で知られるジョナサン・グレイザー。映画『関心領域』は、ジョナサン・グレイザーが10年もの歳月をかけて映画化を実現したもので、脚本も担当している。
出演はクリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー
出演は、第一次世界大戦前夜の北ドイツを描いた映画『白いリボン』で主演を演じたクリスティアン・フリーデルや、ザンドラ・ヒュラーが名を連ねる。共にドイツ出身の俳優だ。
A24製作、第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞
製作を手掛けたのはA24。第95回アカデミー賞で最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をはじめ、近年の賞レースを席巻する映画スタジオだ。
また、映画『関心領域』は、第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
その後も第49回ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞・監督賞・主演賞・音楽賞の4部門を受賞したほか、第81回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞ドラマ部門、最優秀非英語映画賞、最優秀作曲賞の3部門にノミネート。各地の映画祭で高い評価を受けている。
第96回アカデミー賞で2部門受賞
加えて、第96回アカデミー賞においては5部門にノミネートされ、国際長編映画賞と音響賞の2部門を受賞した。
映画『関心領域』あらすじ
空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から黒い煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘスとその妻ヘドウィグら家族は、収容所の隣で幸せに暮らしていた。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。
しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在は、着実に伝わってくる。
壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らとの違いは?
【作品詳細】
映画『関心領域』
公開日:2024年5月24日(金)
監督・脚本:ジョナサン・グレイザー
出演:クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
原題:The Zone of Interest
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