アライア 2024年夏秋コレクション - 本質の追求と洗練、1本の糸にフォーカス
![アライア 2024年夏秋コレクション - 本質の追求と洗練、1本の糸にフォーカス](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FFashionpress%252F2024%252FFashionpress_114275%252FFashionpress_114275_66545ac7f20356c2c236_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
アライア(ALAÏA)の、2024年夏秋コレクションを紹介。
研ぎ澄ますことで見出す新たな可能性
アライアは、「本質」にフォーカスを定め、洗練していくことで見出すことのできる自由で新鮮な装いを提案。創始者であるアズディン・アライアの姿勢に根付く「曲線と輪」を主軸に、コレクションを展開する。ブランドのコアと共鳴する親密さを備えつつ、「本質」を見据えて研ぎ澄ますことでむしろ新たに浮かび上がってくる可能性を追求している。
クリエイティブ・ディレクターのピーター・ミュリエは、今季のクリエーションに向けて1年以上にわたり、アズディン・アライアの時代からタッグを組んできた生地・ニットウェアのファクトリーとともに技術の開発に取り組んだ。メリノウール糸を基盤に、コレクションのための新技術が用いられている。
“1本の糸”を連ねて
象徴的なのは、1本の糸が幾重にも連なり折り重なるようにしてカーブを描くピースだ。生地として織られることなく糸のままで寄せ集めることで、繊細さとボリュームを兼ね備えた佇まいに。
淡いピンクやホワイト、ブラックのドレスには、ボディの糸の流れとは反対側にカーブを描くレザーベルトを組み合わせ、アクセントを加えている。