吉田修一の小説『国宝』映画化 - 吉沢亮が夢を追い求める歌舞伎役者に、ライバル役に横浜流星
そして、喜久雄を大阪の花井家に送り出す。
梅木...嶋田久作
歌舞伎の興行を取り仕切る三友の社長。早くから喜久雄の才能を見込み、喜久雄と俊介の初舞台を仕掛ける。歌舞伎界で花開く二人の成長には欠かせない存在。
竹野...三浦貴大
三友の社員。世襲制の歌舞伎の世界で才能を開花していく喜久雄に複雑な思いを持つものの、長い間一緒に過ごし、喜久雄や俊介とともに成長していく、実直な男。喜久雄とともに時代を生きる。
吾妻千五郎…中村鴈治郎
歌舞伎役者であり、名門・富士見屋の当主。
彰子の父親。スキャンダルで騒がれた喜久雄に同情して優しくアドバイスをするも、娘の彰子が喜久雄に恋心を抱いていることを知り、娘を使って成り上がろうとする喜久雄に対して厳しくあたる。
監督は李相日
監督を務めるのは、李相日。『悪人』にて初めて吉田修一作品の映画監督に挑み、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞するなど、国内のあらゆる映画賞を総なめにした。脚本は、相米慎二が監督を務めた『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』で脚本を務めた奥寺佐渡子が担当。