マリメッコ 2024-25年秋冬コレクション - 「ウニッコ」60周年を祝う、初の東京ランウェイショー
だが窮屈さは一切なく、その大胆な柄使いによって、ワークウェアがむしろ無邪気で楽しげなムードを醸し出している。ハリ感のあるヘビーウェイトのジャージードレスに「ウニッコ」柄を目一杯描いたルックはまさに、"個性的でありながらタイムレス"を体現したルックと言えるだろう。
“揺れる”幾何学柄
円を斜めに並べたような幾何学柄のワンピースも目を引いた。この円のモチーフは、胸元に配した何層もの縦のプリーツによって、角度によって歪んで見えるのがユニーク。モデルの歩みに合わせて柄が揺れ、トリックアートのような視覚効果を生み出している。
穏やかなカラーパレット
カラーはホワイトとブラックをベースに、秋冬らしいボルドーやベージュ、くすんだペールブルーといったカラーを織り交ぜているのが特徴。あくまで落ち着いたパレットにまとめられており、会場である表慶館の伝統的かつクラシカルな雰囲気と違和感なく溶け合っていた。
「ウニッコ」モチーフを配したレザーバッグ
最後に、コレクションを彩るバッグにも注目。
今季は「ウニッコ」モチーフを立体的に配したレザーバッグが、スクエアシルエットのポシェットとミニサイズのバゲット型で登場した。
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