特別展「まるごと奈良博」石川県立美術館で、彫刻や絵画など国宝含む仏教美術200件以上が集結
特別展「まるごと奈良博」が、石川県立美術館にて、2024年7月6日(土)から8月25日(日)まで開催される。
“奈良博”所蔵の仏教美術200件以上が石川県に集結
「まるごと奈良博」は、“仏教美術の殿堂”とも称される奈良国立博物館所蔵の仏教美術が集結する特別展。国宝8件・重要文化財93件を含む200件以上の仏教美術コレクションが、石川県立美術館にて展示される。
国宝《薬師如来坐像》など仏教彫刻
例えば、仏教彫刻の数々。国宝に指定されている平安時代の《薬師如来坐像》をはじめ、苦行を経て痩せこけた釈迦の姿が表現された南北朝時代の《出山釈迦如来立像》、白山信仰の拠点であった岐阜県の長滝寺に伝わったという、北陸ゆかりの《金剛童子立像》などが紹介される。
親鸞の肖像画《親鸞聖人像》なども
絵画にも注目。浄土真宗の宗祖として知られる親鸞の肖像画《親鸞聖人像》や、平安仏画の最高峰と位置づけられる国宝《十一面観音像》、神の使いとして飛来する幻想的な鹿の姿を描いた《春日鹿曼荼羅》などと対面することができる。
【詳細】
特別展「まるごと奈良博」
会期:2024年7月6日(土)〜8月25日(日)
※前期(7月6日(土)