ジャン=ミッシェル・フォロンの回顧展が大阪で、“やわらかな色彩”絵画や彫刻など約230点
展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」が、2025年4月5日(土)から6月22日(日)まで、大阪のあべのハルカス美術館にて開催。東京ステーションギャラリーでも開催される巡回展となる。
ジャン=ミッシェル・フォロン、作品約230点集結の大回顧展
1934年、ベルギーに生まれたジャン=ミッシェル・フォロン。若き頃に見たルネ・マグリットの絵をきっかけに美術の道を志したフォロンは、やがてアメリカの有名雑誌に挿絵が掲載されて躍進。20世紀のベルギーを代表するアーティストのひとりになった。
やわらかな色彩で生み出された詩的な作品
詩的でユーモアに富んだフォロンの作風は、やわらかな色彩と軽やかなタッチが特徴的。フォロンの名刺に記されている「空想旅行エージェンシー(AGENCE DE VOYAGES IMAGINAIRES)」の言葉通り、見る人を空想の旅へと誘い、世界で起きている様々な事象に気づきをもたらす、メッセージ性にあふれた作品を残した。
展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」では、フォロンが生み出した絵画や写真、ポスター、彫刻やオブジェ、アニメーションなど約230点の作品を展示。