フランスのスリラー映画『動物界』人間が動物に“突然変異”する奇病、分断の広がる近未来を描く
息子のエミールとともにラナを探す。
エミール…ポール・キルシェ
フランソワの16歳の息子。父とともに母・ラナの行方を探すが、自分自身も少しずつ動物化していく。
ジュリア…アデル・エグザルコプロス
失踪者の捜索を指揮する憲兵隊の曹長。
ロマン・デュリス、ポール・キルシェら出演
主人公のフランソワを演じるのは、ジャック・オディアールの『真夜中のピアニスト』やフランソワ・オゾンの『彼は秘密の女ともだち』といった作品に出演し、セザール賞主演男優賞に5度ノミネートされた経歴を持つロマン・デュリス。また、『Winter boy』のポール・キルシェや、『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルコブロスといった実力派俳優がキャストに名を連ねている。
映画『動物界』あらすじ
人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。“新生物”はその凶暴性ゆえに施設で隔離されており、フランソワの妻ラナもそのひとりだった。
しかしある日、移送中の事故によって、彼らは野に放たれる。フランソワは16歳の息子エミールとともにラナの行方を必死に探すが、次第にエミールの身体に変化が出始める。