フィンランドデザインの展覧会が神戸ファッション美術館で、アルヴァ・アアルトの花瓶&照明器具など
特別展「フィンランドのライフスタイル—暮らしを豊かにするデザイン—」が、神戸ファッション美術館にて、2024年9月14日(土)から11月10日(日)まで開催される。なお、香川県などでも開催された巡回展だ。
暮らしを彩るフィンランドデザイン
アール・ヌーヴォーやバウハウスなどの芸術運動から影響を受けつつ、暮らしを豊かにするような独自の様式を築いていったフィンランドのデザイン業界。独特の形状や色彩を取り入れると同時に機能性を兼ね備えた食器・家具は、世界で広く愛されている。特別展「フィンランドのライフスタイル—暮らしを豊かにするデザイン—」では、代表的なデザイナーが手掛けたプロダクトの展示を通して、フィンランドのデザイン文化の魅力に迫る。
生活に根ざした普遍的な美
たとえば、うねり・曲線の美を花瓶や照明器具などに落とし込んだアルヴァ・アアルトと、モダンなタンブラーやグラスをデザインした妻、アイノ・アアルト。そのほかにも、イルマリ・タピオヴァーラによるスツールや、カイ・フランクの皿などからは、日常生活に根ざした普遍的な芸術性・機能性が感じられる。
自然を着想源に
自然から着想を得たモチーフも、フィンランドのデザインの特徴。