東京バレエ団『くるみ割り人形』2024年クリスマス公演、東京・大阪など全国4都市で
東京バレエ団によるバレエ『くるみ割り人形』が、2024年12月12日(木)から12月15日(日)まで、東京・上野の東京文化会館で上演。その後、12月23日(月)より順次、大阪、兵庫、京都でも上演される。
チャイコフスキーの名作バレエ『くるみ割り人形』
クリスマスイヴの夜を舞台に描かれる名作バレエ『くるみ割り人形』。少女マーシャが夢のような物語の世界に迷い込み、くるみ割り人形の王子に導かれて雪の国やお菓子の国を旅する様子が、幻想的なダンスとともに演出される。マーシャと王子の華麗でドラマティックな2人の踊り「グラン・パ・ド・ドゥ」で見どころ溢れるクライマックスを贈る。チャイコフスキーの名曲による、クリスマス気分を味わいながら鑑賞できる公演となっている。
東京バレエ団による鮮やかな公演
2024年に上演されるのは、2019年に初演された斎藤友佳理の演出、振付によるもの。特に、作中第2幕で登場する「クリスマスツリーの中に入り込んでしまった、マーシャの驚き」というコンセプトで製作された装置が印象的。
マーシャが王子に誘われて巨大なクリスマスツリーを登っていき、そのいただきに到達するとお菓子の国の城に迎えられる、という鮮やかな場面に注目だ。