東京バレエ団が名作『ジゼル』上野で上演、死後の世界で愛を貫くラブストーリー

東京バレエ団による『ジゼル』が、2025年5月16日(金)から5月18日(日)まで、上野・東京文化会館にて上演される。チケットは、2025年1月17日(金)より発売開始。
東京バレエ団が演じる、名作『ジゼル』
『ジゼル』は、1841年にパリ・オペラ座で初演された、ロマンティック・バレエの名作のひとつ。全2幕で構成され、婚礼を前に死んだ若い女性の霊・ウィリをモチーフとしたストーリーとなっている。
物語の舞台は、中世ドイツのとある村。恋人のアルブレヒトに裏切られて命を落としたヒロイン・ジゼルが、死後に精霊ウィリとなっても愛を貫く姿を描いた。
そんな『ジゼル』を、東京バレエ団が演じる。東京バレエ団の象徴ともなっている、妖精たちによる“バレエ・ブラン”の群舞や、完成度の高いキャラクターの表現が魅力だ。
充実したソリストの演技
ジゼル役は、沖香菜子、秋山瑛、足立真里亜が担当。またアルブレヒト役として、柄本弾、宮川新大に加え、新たに生方隆之介がデビューする。充実したソリストが揃い、超絶技巧の踊りや繊細な演技を心ゆくまで楽しむことができる。
プロオーケストラによる演奏
また音楽は、バレエ音楽と39曲のオペラを手掛ける、フランスの作曲家アドルフ・アダンが作曲。