田中圭の主演舞台『陽気な幽霊』東京・大阪・福岡で、先妻と後妻の嫉妬が渦巻くブラックコメディ

田中圭主演の舞台『陽気な幽霊』が、2025年5月3日(土・祝)から20日(木)まで東京・シアタークリエにて上演。その後、6月2日(月)から8日(日)まで大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、6月11日(水)から15日(日)まで福岡・福岡市民ホール 中ホールにて上演される。
ノエル・カワードの傑作ブラックコメディ
『陽気な幽霊』は、20世紀を代表する劇作家ノエル・カワードによる傑作ブラックコメディ。喜劇を中心に40数篇の戯曲を書いたカワードの代表作として知られている。第二次世界大戦中のロンドン大空襲で数々の死と破壊に直面したカワード自身の経験がもとになっており、戯曲をわずか6日間で完成させたという。
幽霊となった先妻が夫婦の前に登場、嫉妬が招くとんでもない結果とは?
物語の舞台は1941年のイギリス・ケント州。主人公の小説家チャールズ・コンドマインが、小説の取材のために霊媒師を呼んだところ、亡くなった先妻エルビラが幽霊となって現れる。チャールズの後妻のルース、そして幽霊となった先妻のエルビラによる、チャールズをめぐる嫉妬と意地が渦巻き、やがてとんでもない結果に……。
『陽気な幽霊』は1941年7月にロンドンのピカデリー劇場でウエストエンド初演されると、その後5年間で1,997回と驚異的な連続上演の記録を達成。