栗山民也演出の舞台『星の降る時』江口のりこ×那須凜×三浦透子が三姉妹に、愉快に描く家族の確執

パルコ・プロデュース2025の舞台『星の降る時』が、2025年5月10日(土)から6月1日(日)まで東京・渋谷パルコのパルコ劇場にて開催される。その後、山形・兵庫・福岡・愛知でも上演予定だ。演出は、栗山民也。
結婚式の日に集った家族の確執と関係性をユーモラスに描く
『星の降る時』は、イギリス気鋭の劇作家ベス・スティールによる新作戯曲『星の降る時 Till the Stars Come Down』を翻訳して上演する舞台作品。物語の舞台はロンドン近郊のかつて栄えた炭鉱町。三姉妹の三女の結婚式の日、久々に集まった家族と親戚は幸せなひとときを過ごすはずが、次第に過去の確執な怒り、憤りが浮かび上がり、関係性がもつれにもつれていく。変わりゆく社会と折り合いをつけようともがく家族の姿を、情熱的かつユーモラスに描いたヒューマンドラマだ。
愉快で過激な台本で綴られる家族の物語は、深く掘り下げた人間観察と巧妙な劇構成が魅力。
2023年英国ナショナル・シアターで上演された後、2024年度「ローレンス・オリヴィエ賞」BEST PLAYにノミネートされた話題作となっている。
演出は栗山民也
日本上演にあたり、演出を担当するのは『ピアフ』や『木の上の軍隊』など数々の作品を手掛けてきた栗山民也。